岡山県内5市町 ボランティアの受け付け再開へ

西日本豪雨 岡山県内5市町 ボランティアの受け付け再開へ 
2018年7月30日 5時21分豪雨 

西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県内の倉敷市総社市など5つの市と町では、台風の接近に伴ってボランティアの受け付けを休止していましたが、総社市は30日から、それ以外の市と町は31日から再開する予定です。 

岡山県社会福祉協議会によりますと、台風12号の接近に伴い、倉敷市総社市岡山市高梁市矢掛町ではボランティアの受け付けを見合わせていました。 

台風は29日に岡山県を通過しましたが、大きな被害はなく、今後、天候の回復も見込まれることから、総社市では30日から、それ以外の4つの市と町では31日から、ボランティアの受け付けを再開することにしています。 

このうち、総社市では30日午前9時から市役所で受け付けを始め、その後、被災した住宅で流れ込んできた土砂や災害廃棄物の撤去などにあたることになっています。 

30日の岡山県内は気温が上がり各地で真夏日となる見通しで、こまめに水分をとるとともに、室内ではためらわずに冷房を使い、屋外で作業にあたる人は休憩を確保するなど、熱中症に十分な注意が必要です。

ツーオペ育児のためには夫婦ゲンカは避けられない。その代わり…

子育てや家事の分担を、夫婦で話し合おうとすると、ケンカになってしまう——。それが嫌だからと、自分ひとりで「抱え込んでしまう」女性は少なくないだろう。

『目指せ! 夫婦ツーオペ育児 ふたりで親になるわけで』(新潮社)の著者であるマンガ家の水谷さるころさんも、1度めの結婚は家事や負担をすべて自分で抱えて限界を超えた。2度めの結婚(事実婚)を経て男児を出産。現在は「夫婦ツーオペ体制」で日々の家事と育児を乗り切っている。

「同じ過ちはしたくない」からこそ編み出された夫婦間のコミュニケーションの基本とは? 子育てのコツや、夫婦ゲンカの必要性について聞いた。

子育て、面白いですよ。こっちの予想通りにならないことも多いけど、ちょっと工夫すると思った通りのことをやるときもあったりして。

重量100億トン超! 巨大氷山が崩れ落ちる瞬間をカメラがとらえた(動画あり)

◆重量100億トン超! 巨大氷山が崩れ落ちる瞬間をカメラがとらえた(動画あり) 

グリーンランドの氷河から、重量にして100億トンを超える巨大氷山が分離していく様子をカメラがとらえた。 
こうした貴重な映像から、急激な海面上昇の原因となる氷山崩壊の仕組みをモデル化することが期待されている。 
まずはその迫力ある映像を、タイムラプス動画でご覧あれ。 

分離する氷河の動画を観て最初に思うことは、その規模がまったくわからないということだ。 
崩れゆくゴツゴツした氷の塊は、サッカー場くらいの大きさかもしれないし、ひとつの都市あるいは州ほどの規模という可能性もある。 

だが、基準となる物がない状態では、その大きさはまずわからない。 
分離していく氷河がいかに巨大なのかは、わかりづらいのだ。 

この知覚効果は、直に見ていても生じる。 
「ただ見るだけでは、その大きさを把握できる現実的な方法がありません」と語るのは、ニューヨーク大学(NYU)の海洋学者デイヴィッド・ホランドだ。 
彼の研究チームは、グリーンランドの氷河の動きを10年間にわたって観察している。 

遠くにある分離した氷山は、一見すれば小さく見えるかもしれない。 
「ですが、ヘリコプターが氷山に近づいていくのを眺めていると、どんどんヘリが小さくなっていき、やがて消えてしまうんです」 

東京五輪の開閉会式演出、野村萬斎が総合統括に就任

2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開閉会式を演出する総合統括に、狂言師野村萬斎(52)が就任することが30日、決まった。福島県のJヴィレッジ(広野・楢葉町)で開かれた大会組織委員会の理事会で承認された。 

五輪統括には映画監督の山崎貴氏(54)、パラリンピック統括には広告クリエーティブディレクターの佐々木宏氏(64)が就任した。五輪は野村と山崎氏、パラリンピックは野村と佐々木氏が中心となって具体的な演出企画を制作する。 

 野村がリーダーとなった理由を組織委の中井元チーフセレモニーオフィサーは「狂言、映画、舞台と伝統から現代まで幅広い見識がある。日本の文化は多様なのでそこの間口が広く、いろいろなことをやっていた方が良いと判断された」と語った。 

 山崎氏は映画「ALWAYS三丁目の夕日」「永遠の0」で日本アカデミー賞最優秀監督賞を2度受賞し、「日本を代表する映画監督」として選ばれた。 

 佐々木氏は、16年リオデジャネイロ五輪パラリンピックのハンドオーバーセレモニー(東京大会への引き継ぎ式)の演出チームとして活躍。安倍首相がスーパーマリオに扮(ふん)した五輪版、「ポジティブスイッチ」というスローガンで、障害を負った後もそれに屈せず、さまざまな分野で活躍する人々に焦点を当てたパラリンピック版の制作経験を、20年東京パラリンピックにも継続して生かしてほしいとの理由から選ばれた。 

 その他にも「東京五輪パラリンピック総合チーム」を設置。歌手椎名林檎(39)、演出振付家MIKIKO(40)、大手広告会社電通の菅野薫クリエーティブテクノロジスト(40)、映画「君の名は。」などを手がけた川村元気プロデューサー(39)、右下肢に障害がある栗栖良依クリエーティブプロデューサー(40)が就いた。椎名、MIKIKO、菅野氏は佐々木氏と同じく、リオ大会の引き継ぎ式制作チームだった。 

 例えば、野村、山崎氏が五輪の式典の音楽分野については椎名に助言を求めたり、振り付け分野ではMIKIKOに相談したりし、相互に協力できる体制だという。さらに専門家を演出チームに招くことも可能。映像や音楽などを制作する実務スタッフを含めると、全体のスタッフは数百人規模になる予定。 

 この8人は昨年12月、五輪・パラの開閉会式4式典の「総合プランニングチーム」に選ばれていたメンバーと全く同じ。各式典の具体演出を決める前に、起承転結で4式典を貫く基本計画を練ってきた。組織委は8人を発表した時点では、各式典の演出、監督はこの8人以外から選ぶ可能性があるとし、他の演出家への調査も行ってきた。 

 しかし結局、演出の責任者はこの8人から選ばれた。中井氏は「平昌大会の視察にも行ってもらった。(演出の)具体案も考えながら、基本プランを考えていた。それらが非常に結びついていた。この6カ月でずっと、本当に2020の式典について考えてくれた。現実的にここまで考えてくれている人はいない」と、外部から登用しなかった理由を語った。

夏の甲子園 第100回大会出場校出そろう 【全56校一覧】

第100回全国高校野球選手権記念大会は30日、西東京、北神奈川、北大阪、岡山の4地区で地方大会決勝が行われ、全56代表が出そろった。 

北大阪では、史上初2度目の甲子園春夏連覇を目指す大阪桐蔭が、大院大高に大勝して2年連続10度目の出場を決めた。西東京は、日大三が5年ぶり17度目の出場。北神奈川は、慶応が10年ぶり18度目の出場を決めた。岡山では、創志学園が2年ぶり2度目の出場となった。 

 8月2日に組み合わせ抽選会が行われ、5日に甲子園で開幕する。 

 全56代表は下記の通り。